July 8, 2010

京都洛西 竹林公園 を訪れる! ~Visit Bamboo Forest's Park in Rakusei in Kyoto

 7/6 午後 晴れ @京都洛西 竹林公園




動画: 「竹の径」をゆく (7/6 撮影: 東洋竹工の従業員の方に案内されて)

東洋竹工の従業員の方から、竹のことをもっと知ることができると「竹林公園」を教えて頂いた。親切にも、従業員の方に竹林公園まで車で送って頂いて、さらに竹林公園の中も案内して頂いた。

ありがとうございます!(鍵つけっぱなし(笑))

竹林公園  入口から   「竹」   だ  
そう、入口から「竹の径」が出迎えてくれえる。秋には「竹あかり」というイベントがあり、竹を切ってその切り口にろうそくを立てて綺麗にライトアップするそうだ
ぜひ一度、訪れてみたい

半端ないのが その 長さ  
夜に ろうそくが立ったら さぞかし 綺麗だろう  と思う  
(普段は 真っ暗 で 幽霊が 出ると噂があるらしいけど)

奥まで行くと、博物館になっている
館長さんは東洋竹工と知り合いらしく、快く迎えてくれた

中に入ってみると
竹 竹 竹! まさに竹祭り!

エジソンの電球、美しい竹細工、竹の子のホルマリン漬け、珍しい竹の見本、京銘竹、茶道具、花器、花籠、世界の竹の紹介!

庭園に出てみると、四角の竹やら楕円の竹、模様入りの竹、硫酸をかけた竹、油抜きされた、細い竹、笹、突然変異を起こした竹、黒い竹、布袋さんのお腹のような竹、、、、竹、竹ぇ~!!!





竹って、こんないっぱい種類があるんや~
しかも、それぞれの形状や模様、色に合わせて、用途があるんや~
そして、京都のお茶の世界と緊密に結びついているんや~

「奥が深い!」 一言で片づけることができない生活感と伝統工芸が相俟っている
素晴らしいの一言だ
現代の人々が竹の存在を忘れているのはなぜだろうか?少なくとも現代っこの一人である僕は竹について、こんなにも感慨深くその存在を考えたことはなかった。


竹の利用をどう考えるか?
僕は同志社の竹の先生や東洋竹工の社長の仰った言葉を思い返しながら考えていた

「工業製品として考えるか工芸品として考えるか」 これは大切な視点だと思う

東洋竹工の社長はこう仰っていた

「竹の収穫はいいものばかり獲ってはいけない、百ある竹の中から悪い竹もあれば、良い竹もある。悪い竹はそれなりの利用価値があり、良い竹には当然、それ相応の利用方法がある。」

社長の経験と知恵の込められた深い言葉だと思う

竹自転車はどうだろう?
私はこう考える
「初めは安全性を備えた工芸品として出しつつ、じょじょに工業製品として、価格をさげれるようなビジネスモデルを作り上げていくこと」
それが、竹自転車の製造販売を通して、日本のものづくりの精神の育成し、日本の放置竹林問題に貢献する方法ではないか。



竹の葉に蒸し暑い夏の日差しが照り返り、陰影が美しい
考え事をしながら、ぼぅ~としていると 耳に ぷぅ~ん と嫌な音がっ!!

「蚊 じゃね~か! ちくしょう!」

竹と付き合っていくには こいつ とも うまく付き合っていかないと いけない!

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