August 25, 2010

8/23 佐多岬の目と鼻の先へ


8/23 晴れ 

13:00~19:30 @鹿児島県庁~佐多岬国民宿舎



写真1枚目:鴨池フェリーより桜島を眺める
写真2枚目:船内につながれる竹自転車
写真3枚目:佐田海岸の水平線と竹自転車
写真4枚目:佐田街道
写真5枚目:タカノツメ

こんな美しい風景が日本にあったんだと思う。南国の植物が日の光に陰影を交えながら、竹自転車を迎えてくれた。透き通る海、緑豊かな大地、海の匂いも山の匂いも織り交ぜて吹く暖かい風、果てしなく続くかのような水平線。狸も猪も。
鹿児島県庁訪問後、鴨池港よりフェリーに乗船して垂水港で降り、そこから竹自転車で佐多岬へ走った。トンネルも落石防止のトンネルもいくつか過ぎた。急坂もあった。足の疲れもあるのだろうが、軽快に走れた。美しい景色が筋肉をほぐしてくれたかのよう道を尋ねるとどの人も親切に教えてくれた。「気をつけてなぁ」「あと少しやで」「ご苦労さまやなぁ」
今夜は国民宿舎に宿泊することにした。佐田の景色はなにものも形容しがたいものがある。
展望風呂からの景色はすでに夜だった。少し熱めの湯船にゆったりつかりながら、星を見入るのではなく夜の闇を吸い込まれるようにみつめながら、この企画で今まで出会った人への感謝の気持ちでいっぱいだった。夕食には食べたことのないものが味噌汁の中にあった。「タカノツメ」見たことすらなくてどこをどう見てもグロイし、食べれそうにもなかったので、出汁にとるだけのものだと考えたんだけど、もし、食べれるんやったら、せっかくやしもったいないと思って管理人さんに聞いてみたら、「食べれますよ、のんべぇが大好きなんですよ」とのこと。食べ方を教えてもらってから食してみると、「うん、なかなかいけてる」東京や大阪で食卓に出てきたら、自慢してやろう。「佐田のタカノツメはこんなもんやないで」って(笑)


部屋に入り、窓をあけるとベランダごしに波の打ち寄せる音が耳いっぱいに聞こえてきた。
「いよいよ、明日佐多岬へ到着かぁ」通信もこないようだし今夜は早めに寝るとする。



Takashi 2010/8/25 @フェリー船内

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