August 13, 2010

8/13  ブッダの教え そして 竹の入れ歯@岡山県


8/13 晴れ時々雨 兵庫県相生市~岡山県日生町、岡山市~広島県福山市




今日はまたひとつ素晴らしい出会いがあった。岡山県岡山城の堀の傍で休息中に岡山県榊原病院の先生と出会った。先生は病理学が専門。御年70歳。めっちゃ元気。
先生の専門は病理学だけど、竹のこともかなり詳しく知っていらっしゃって、竹の利活用について先生といろいろとお話した。二毛作、凍土を防ぐ、腐らない素材への期待などなど。先生の言葉はひとつひとつブッダの教えのように深い。
「美しく咲く花は種子から生まれる。種子は風にのってどこへゆくともしれない場所に落ちる、しかし、花はそこで文句は何もいわずに立派に美しい花を咲かせる。君もそうあってほしい」「竹はきっと誰も思いもつかないようなすごい発明を秘めている。研究をずっと続けることが大事だよ」「君は立派な志を持っている。挫けちゃだめだよ。そういうときは希望を持てる人と話しなさい。誰かが必ず君を見ている。話してこないだけなんだよ」

小雨降る岡山城をあとにする。先生の言葉を思い返すにつれて、この企画そして旅を通して出会った素晴らしい人々の顔や言葉が走馬灯のように頭の中に思い返されてくる。

あきらめない!必ず竹の未来を切り開いてみせる!

竹の魅力。天然素材として使って美しさや涼しさ、力強さ、風合いを持つ。形をかえても、肥料や飼料、紙、サプリメント、バイオ燃料、強化繊維プラスチックなどへの活用が期待されている。抗菌、防臭、脱湿、新しい効能もきっと見つかるはず。孟宗竹の持つ特徴はなんだろう?それをいかして、竹を見直すきっかけにしたい。
あっ、先生に教えて頂いたが、竹は昔、入れ歯の歯としても使われていたそうだ。



写真1枚目は岡山県に入る標識、2枚目は点字発祥の碑。岡山が発祥だそうです。3枚目は岡山駅にて桃太郎と記念撮影、4枚目は岡山城を臨んで撮影、5枚目は広島県福山の夏祭りのために提灯が飾られた商店街。 Takashi 2010/8/13@広島県福山市

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