August 25, 2010

8/24 佐多岬へ、そして志布志港へ




8/24 晴れ
@佐田国民宿舎→佐多岬→鹿屋→志布志港

佐田岬展望台までの映像は「竹自転車到着、佐多岬展望台までの景色」でお届けします。映像は7分余りと少し長いですが、佐田の展望台までの道のりをすべて収録しているうえ、素晴らしい景色なのでぜひご覧になってほしいです!

佐多岬料金所は午前8時に開くため、それに合わせて出発。急坂をひとつ越えると、海岸線に出て料金所が見え、謙治が待っていた。500円払って、いざ、佐多岬へこんもり盛り上がった小さな山の岩肌にはびっしりと背の低い南国の植物がひしめくように生えている。
登っていく。
小さなトンネルがあった。
トンネルをすぎるとそこは小さな原っぱだった。
遠くに白い展望台らしき建物が見える。
ついに来ている。
竹自転車にロックをかけて、山道を展望台に向かって歩いていく。途中、赤と白で彩られた小さな神社があった。異様に曲がった木の下をくぐり、聞いたこともないような泣き声の蝉だろうか、虫がさかんに鳴いているところを過ぎ、大きなトカゲがそそくさと目の前を走りすぎる。狭い山道を抜けると開けたところに出た。佐多岬と板に書かれてある。真下には透き通った海、目前に佐田の灯台が見えた。

北緯31度、日本本土最南端佐多岬、竹自転車はついに到達した。
やった!なんともいえない感謝の気持ちが自然とこみあげてきた、ありがとう、なぜかしらないけど、そう呟いていた。展望台にも登った。強い風がまだ熱のこもった体の熱を冷ましてくれた。しばらく、展望台にいた。
ついにきた!
長かったようで短い、短かったようで長いそんな不思議な感覚。
走行距離2,300km。竹自転車は無事に安全によく頑張ってくれた。企画中、たくさんの人と出会い、お話をすることができた。ありがたいことこの上ない。出会いとは最高のものだ。そして、お話できるということはもっと最高の贈り物だ。
ありがとうございます、みなさん!

佐田岬から来た道を鹿屋まで引き返して、志布志をめざします。シクロチャンネルの方と合流し、カメラが併走で走ります。強い風がやっかいだったけれど、道はほぼ平坦。分厚い熱気を浴びつつ、南国の景色を眺めながら、小さな坂が何度も越え、きつかったけれど、夕方6時、帰路のフェリーが出航する志布志港に到着しました。明日7:00乗船し、東京へ26日に到着の予定です。 Takashi 2010/8/25@フェリー船上




写真1枚目:佐田灯台
写真2枚目:佐田展望台で記念撮影
写真3枚目:佐田岬に竹自転車到着
写真4枚目:佐田岬で記念撮影

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