August 30, 2010

8/30 アメリカへ向けて



9/7からアメリカ、カリフォルニア州のサンフランシスコに渡り、竹自転車によるアメリカ横断を開始する。ニューヨーク到着予定は11/12頃の予定。竹自転車を製造販売する店をスタートとゴールに設定し、竹自転車&竹製品のPRにつなげる。

・竹自転車、ビジネスプラン、竹製品、放置竹林問題のPR。
・日本の竹事業の可能性についてアメリカ人の反応を確認して帰る。
・アメリカの社会企業投資家と出会えるチャンスと巡り合えば交渉してやる
・竹自転車の製造方法、品質管理を学んで帰る
・資金はゼロ。不安はでかいが、仕事を見つけて働きながらでも食いつなぐ&走りつなぐ

次は当面の僕の課題だ

・自転車のパンク修理、スポーク交換、チェーンが外れにくいようにする調整の勉強
・英語によるプレゼンテーションの練習
(竹自転車、俺の竹ビジネスプラン、日本の竹製品、日本の放置竹林問題)
・ルート、スケジュール
・ホームステイ先さがし
・携行品準備 → 金がないので無理だ
・協賛さがし、資金調達活動 

竹一本、アメリカを渡り、竹事業の可能性を切り拓いてみせる


Takashi 2010/8/30@大阪

8/29 今後に向けて


8/29 晴れ

やるしかない
日本の竹事業のため、ここで挫けるわけにはいけない、簡単に諦めてはならない
侍魂で最後に倒れるまでやりぬく

「深淵を覗くものは自ら深淵に見つめられていることを忘れてはならない」by ニーチェ


今のビジネスモデルについて、レンタル事業と竹自転車販売だけでは事業を継続するための収益が確保できない。
何かもうひとつ面白い工夫を加えなければならないと考えている。
また、京都で竹事業関連の経営組織をネットワークすることについても人のつながりをさらに強力に構築していかなければならない。
また、自らが竹のネットワークのハブの部分となるためにも、魅力的なビジネスモデルを提示できなければならない。
現時点でそれは何か分からない。インターネットを使った何かか?サービスシステムの何かか?竹自転車で走りながら、たくさんの人と出会い、話をし、インスパイアされながら、考え続けていく。そして、岡山で出会った先生が話してくれた通り、「話して元気の出る人」に自分のビジネス構想を話しにいこう。
 Takashi 2010/8/29@大阪


写真1枚目:御前崎VICUNA前にて電動アシスト自転車と竹自転車
写真2枚目:京都天龍寺前にて

August 29, 2010

8/28 企画前半(日本編)で学んだこと、感じたこと、考えたこと ~企画前半(日本編)を終えて2~

■社長に会うということ・人と会い話をするということ

Bamboo project2010前半(日本編)を通して、一番楽しかった時間は「出会って」、そして「お話をしている」時間だった。
竹の話や、自転車の話、面白ばなし、旅の話、人生ばなし、といろいろなお話を聞くことができた。社長、市長のお話は幅広く深く大変勉強になった。社長や市長と出会えるなんて、さらにお話を直接聞けるなんて充実した時間を過ごすことができたと思う。そして、立ち寄った先で出会った人たちの言葉には大変な元気を頂いたし、放置竹林の問題、竹事業のことを自分なりに考える上で貴重な助言となった。
人と人のつながりは考えればほんと奇妙だ。 
感謝したい。   Takashi 2010/8/28@大阪

写真:東京タワーにて


8/27 企画前半(日本編)で学んだこと、感じたこと、考えたこと ~企画前半(日本編)を終えて1~



■竹
1,竹事業のボトルネックは価格高(竹林整備、伐採、輸送、加工(刃物、手作業)
2.竹自転車しかり竹製品のプロモーションが不足している
以上を踏まえてブランドづくりとプロモーションが必要。富裕層向けの嗜好品、贈答品、伝統工芸品、そしてブランドとして消費者へ訴求する。しかし、これでは顧客数は限られ、量がはけない可能性があり、竹の生産量、消費量<竹林の成長力 が続けば放置竹林の解決にならない

3.放置竹林による竹害の問題認識を一般の方はほとんど持っていない
(都会に竹はほとんどない、過疎化、高齢化、侵食が進んでいる山林の管理者がいない、など人々が気づかない状況にある)
4.質のいい竹、悪い竹、種別、現地の土壌別、、年数別、それぞれの竹用途を自然界の資源全体の中で竹が資源として使用できる量からそれぞれ適切に割り振る視点が必要である
5.製品歩留の観点でも一本の竹から特定の製品だけでなく、残りの材料を使って、他の製品化につなげる視点が必要がある
6.竹自転車の差別化要素は何か?現時点で不明確である(2,300kmは走行可、クラックなし)。金属フレームなど他のフレームの自転車にも乗り、竹自転車と比較する必要がある。

■自転車
1.水の補給が一番大事
2.2,300km走るとメンテナンスすること(ブレーキ、チェーン)
3.上り坂は軽いギヤで走り、ハンドルを持った手でハンドルを体に引き寄せるように力を入れるようにすると 力強く登ることができる
4.サドルの傾きは大切な要素(少し前傾くらいがよい)
5.サングラス、日焼け止めは日中走行において疲れを軽減する大切な備品
6.汗をかくとハンドルから手が滑ってしまう感じが出てくるので、グローブもある方がよい
7.後方ライトは安全のため必要
8..車道を走るといっても、側道幅の小さな大きい国道では走行が怖く、安全にもよくないように思う。また左車線からの合流がある道は大変危険。このような道は自転車は走れないようにした方がよい。


Takashi 2010/8/27@東京
写真1枚目:仙巌園、竹公園 
写真2枚目:佐多岬北緯31度線

August 27, 2010

8/26 竹自転車、東京狛江の下宿先へ

8/26 晴れ@東京有明港~狛江市


お世話になっている自転車ショップのスタッフの方に有明港で迎えて頂いた。銀座まで一緒に走り、途中にはスタッフの方の自転車にも乗せて頂いた。段差による振動は竹自転車の方がその方のロードバイクより少ないように感じた。

走行距離2,300km、暑い中、そして雨の中も走った。竹フレームのクラックの発生はなかった。安全性、耐久性、強度を検証することができた。引き続きアメリカでも検証する。


◆竹自転車の状態(走行終了後)
1.チェーンその他金属部分の錆が発生
2.ライトの中に水滴発生
3.前側のギヤを切り替える時にかなりの頻度でチェーンが外れる
4.テフロン加工部に傷が数か所
5.泥や砂による汚れ

その他、
後ろブレーキが効かなくなる(三重)、前輪のロックが外れかける(佐田)を経験した。パンクはなかった。

この竹自転車はアメリカの友人から借りているものだ、アメリカへ渡るまでに直せるところ、綺麗にできるところを直さないといけない。自転車ショップへ持っていって直してもらう予定。また、併せてパンク修理、スポーク交換について勉強する。




Takashi 2010/8/26@東京

August 26, 2010

8/24 佐田展望台にて

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8/24 ついに佐田展望台に到着。目前には白い佐田灯台が見える。透き通る海、形のいい磯、緑に覆われた山、そして遠くを小さく通り行く高速船。風も強い。8/2に東京皇居を出発し、竹自転車でついに鹿児島県佐多岬に到着した。たけ自転車は大きな不具合なくよく走った。 Takashi 2010/8/26@東京

8/24 佐田岬は目と鼻の先2

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8/24 佐田岬の料金所をすぎて、佐田岬までもうあと2kmもない。目前に広がる山を越えれば、佐多岬はどのように広がっているのだろうか? 2010/8/26@東京

8/24 佐田岬は目と鼻の先1

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8/24 佐田岬はもう目と鼻の先だ。どんな景色が広がるのか期待を膨らませながら走る。 Takashi 2010/8/26@東京

佐田街道を行く7

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8/23 佐田街道の下り道を進む。佐多岬に近づくにつれて、起伏が激しくなってきた。 Takashi 2010/8/26@東京

8/23 佐田街道を行く6

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8/23 佐田街道の落盤よけのトンネルの中にはF1のモナコグランプリを思わせるものがあった。日の光が一定間隔で入りこみ、美しい光の陰影を与えてくれた。 Takashi 2010/8/26@東京

8/21 鹿児島の夏の夜空を彩る

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8/21夜、親戚のおじさんと一緒に花火を眺める。鹿児島の夏の夜空を彩る綺麗な花火を見ながら遠い日の少年時代を懐かしんだ。南州墓地から見る花火は格別に大きく、そして美しかった。 Takashi 2010/8/26@東京

8/23 佐田街道を行く5

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8/23 佐田街道をいく。行く手左手には背の低い原生林がびっしりと広がる。時折現れる緑のない岩肌はごつごつして、厳しい感覚を与えてきた。 Takashi 2010/8/26@東京

8/23 竹自転車、海を渡る

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8/23 鹿児島県庁訪問後、鴨池港よりフェリーに乗船し、桜島を眺める。乗船中には鹿児島のおばさんの握ってくれたおにぎりをほおばる。涙がでるほどのおいしさ。35分の航行後、鹿児島県垂水に到着。 2010/8/26@東京

8/23 佐田街道を行く4

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8/23 佐田街道。いくつかの落盤、落石よけのためのトンネルがあった。 Takashi 2010/8/26@東京

8/21 竹自転車の似合う場所(南州墓地、竹公園)


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8/21 12:00~13:30 親戚のおじさんの家からすぐ近くに、西郷隆盛のお墓のある「南州墓地」があります。その中に孟宗竹を日本に始めて植栽した島津吉貴公の碑とそれを記念した竹公園があります。竹公園には鹿児島県内に生えている14種類の竹があり、面積は小さいですが、青々として、とても綺麗で竹自転車がとっても似合う場所です。ってか、蚊がめちゃめちゃ多い!それぞれの竹の解説が書かれてあるのを書き写しているだけで、6匹に噛まれ、8匹の蚊を退治した。竹自転車を竹公園内に持ち込み、鹿児島の竹について勉強。ラジオ生出演は13:16~13:23 MBC「うねうねウィークエンド」 Takashi 2010/8/21@鹿児島市

8/26 東京へ再び、竹よ再び

8/26 晴れ@東京有明港~狛江市下宿先


帰ってきた、東京へ

竹自転車は2,300kmを不具合なく完走。
そして、素晴らしい25日間だった。
感謝、感謝の25日間。
たくさんの思い出、たくさんの出会いとお話、応援のことば、走行のアドバイス、ご馳走、宿泊先の提供。ひとつと欠けては東京にこうして無事に到着することはできなかった。竹の理解を深め、自分なりの竹事業構想を描くことができた。

センチメンタルに陥ることなく、実現に向けて次のステップに進んでいく。旅を支えてくれた人、出会った人、応援してくれた人、すべてに感謝を申し上げたいと思う。そして、今度は受けた恩や気持ちを私が返す番。今はまだ未熟だが、必ず竹で興してみせる。そして、みさなんに貢献し恩返しする。「竹よ、再び!」



走行距離:2,300km (東京皇居~京都~鹿児島佐田岬)
竹、自転車関連の訪問企業、自治体数:13

株式会社GLP      
丸大鉄工株式会社
隅除輪業
知多バンブープロジェクト
長岡京市市役所
東洋竹工株式会社
株式会社 公長斎小菅
京都三条 竹松
広島 徳正寺
有限会社 岩尾竹藍
大分県県庁 農林水産部林産振興室
有限会社 日の丸竹工
鹿児島県県庁 環境林務部林産振興課

ありがとうございます!心より



Takashi 2010/8/26@東京

8/23 佐田街道を行く3

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8/23 佐田街道を進む。鹿児島市内もそうだが、「たこ焼き」のお店がすごく多い。向こうに見える赤い屋根のお店もそうだ。食べたいが、お金がないのでやめだ。 Takashi 2010/8/26@東京

August 25, 2010

8/23 佐田街道を行く2


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8/23佐田街道を行く2。美しい海岸線が続く。漁師街の集落がぽつりぽつりと現れては消えていく。強い日差しと強い風の中、竹自転車は進む。 Takashi 2010/8/25@フェリー船内

8/25 フェリー船内


8/25 晴れ@フェリー船内
志布志港~東京有明港





朝の4時まで志布志の「Joyful」のドリンクバーで過ごした。
旅のまとめをしようとノートを開いたが、筆跡は「みみずのごとし」。
眠気のためにほとんど何もできなかった。 朝3時半に「Joyful」を出て、午前4時にフェリーの待合所へ入り、しばしの休息。午前6時に乗船開始、7時に出航。
「竹自転車なので、あまりきつく縛らないでください」と係員に告げると笑っていた。船内の部屋はクーラーのききすぎ、めっちゃ寒い、布団にくるまって眠る。
夕方18:30には船上で日没を見た。美しい。
風流をめでる教養がないので「綺麗」としかいえなかった。ぷぷ。
今日はゆっくり体をやすめようと思います。明日、9:30東京有明湾に到着です。東京かぁ~! 


Takashi 2010/8/25@フェリー船内

8/24 佐多岬へ、そして志布志港へ




8/24 晴れ
@佐田国民宿舎→佐多岬→鹿屋→志布志港

佐田岬展望台までの映像は「竹自転車到着、佐多岬展望台までの景色」でお届けします。映像は7分余りと少し長いですが、佐田の展望台までの道のりをすべて収録しているうえ、素晴らしい景色なのでぜひご覧になってほしいです!

佐多岬料金所は午前8時に開くため、それに合わせて出発。急坂をひとつ越えると、海岸線に出て料金所が見え、謙治が待っていた。500円払って、いざ、佐多岬へこんもり盛り上がった小さな山の岩肌にはびっしりと背の低い南国の植物がひしめくように生えている。
登っていく。
小さなトンネルがあった。
トンネルをすぎるとそこは小さな原っぱだった。
遠くに白い展望台らしき建物が見える。
ついに来ている。
竹自転車にロックをかけて、山道を展望台に向かって歩いていく。途中、赤と白で彩られた小さな神社があった。異様に曲がった木の下をくぐり、聞いたこともないような泣き声の蝉だろうか、虫がさかんに鳴いているところを過ぎ、大きなトカゲがそそくさと目の前を走りすぎる。狭い山道を抜けると開けたところに出た。佐多岬と板に書かれてある。真下には透き通った海、目前に佐田の灯台が見えた。

北緯31度、日本本土最南端佐多岬、竹自転車はついに到達した。
やった!なんともいえない感謝の気持ちが自然とこみあげてきた、ありがとう、なぜかしらないけど、そう呟いていた。展望台にも登った。強い風がまだ熱のこもった体の熱を冷ましてくれた。しばらく、展望台にいた。
ついにきた!
長かったようで短い、短かったようで長いそんな不思議な感覚。
走行距離2,300km。竹自転車は無事に安全によく頑張ってくれた。企画中、たくさんの人と出会い、お話をすることができた。ありがたいことこの上ない。出会いとは最高のものだ。そして、お話できるということはもっと最高の贈り物だ。
ありがとうございます、みなさん!

佐田岬から来た道を鹿屋まで引き返して、志布志をめざします。シクロチャンネルの方と合流し、カメラが併走で走ります。強い風がやっかいだったけれど、道はほぼ平坦。分厚い熱気を浴びつつ、南国の景色を眺めながら、小さな坂が何度も越え、きつかったけれど、夕方6時、帰路のフェリーが出航する志布志港に到着しました。明日7:00乗船し、東京へ26日に到着の予定です。 Takashi 2010/8/25@フェリー船上




写真1枚目:佐田灯台
写真2枚目:佐田展望台で記念撮影
写真3枚目:佐田岬に竹自転車到着
写真4枚目:佐田岬で記念撮影

8/23 佐多岬の目と鼻の先へ


8/23 晴れ 

13:00~19:30 @鹿児島県庁~佐多岬国民宿舎



写真1枚目:鴨池フェリーより桜島を眺める
写真2枚目:船内につながれる竹自転車
写真3枚目:佐田海岸の水平線と竹自転車
写真4枚目:佐田街道
写真5枚目:タカノツメ

こんな美しい風景が日本にあったんだと思う。南国の植物が日の光に陰影を交えながら、竹自転車を迎えてくれた。透き通る海、緑豊かな大地、海の匂いも山の匂いも織り交ぜて吹く暖かい風、果てしなく続くかのような水平線。狸も猪も。
鹿児島県庁訪問後、鴨池港よりフェリーに乗船して垂水港で降り、そこから竹自転車で佐多岬へ走った。トンネルも落石防止のトンネルもいくつか過ぎた。急坂もあった。足の疲れもあるのだろうが、軽快に走れた。美しい景色が筋肉をほぐしてくれたかのよう道を尋ねるとどの人も親切に教えてくれた。「気をつけてなぁ」「あと少しやで」「ご苦労さまやなぁ」
今夜は国民宿舎に宿泊することにした。佐田の景色はなにものも形容しがたいものがある。
展望風呂からの景色はすでに夜だった。少し熱めの湯船にゆったりつかりながら、星を見入るのではなく夜の闇を吸い込まれるようにみつめながら、この企画で今まで出会った人への感謝の気持ちでいっぱいだった。夕食には食べたことのないものが味噌汁の中にあった。「タカノツメ」見たことすらなくてどこをどう見てもグロイし、食べれそうにもなかったので、出汁にとるだけのものだと考えたんだけど、もし、食べれるんやったら、せっかくやしもったいないと思って管理人さんに聞いてみたら、「食べれますよ、のんべぇが大好きなんですよ」とのこと。食べ方を教えてもらってから食してみると、「うん、なかなかいけてる」東京や大阪で食卓に出てきたら、自慢してやろう。「佐田のタカノツメはこんなもんやないで」って(笑)


部屋に入り、窓をあけるとベランダごしに波の打ち寄せる音が耳いっぱいに聞こえてきた。
「いよいよ、明日佐多岬へ到着かぁ」通信もこないようだし今夜は早めに寝るとする。



Takashi 2010/8/25 @フェリー船内

8/23 佐田街道を行く1

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8/23 美しい水平線を右手にみながら、竹自転車は佐田街道を進みます。 Takashi 2010/8/25@フェリー船内

8/23 鹿児島県庁の取り組み




写真1枚目:仙巌園にて
写真2枚目:鹿児島県庁
写真3枚目:仙巌園「江南竹林
写真4枚目:きびなごの刺身
写真5枚目:竹10%の鹿児島県庁の封筒


12:00~13:00 @鹿児島県庁林業振興課特用林産係 片野田様

・竹林面積16,000ha(全体の10.2%)1位
・竹の子生産量4,748t(全体の21.2%)2位(1位は福岡県6,811ha)
・竹材生産量12,792t(全体の37.3%)1位

鹿児島県は堂々たる竹の産地だ。特筆は竹材生産量。実に全国の4割を占めている。中越パルプ工業川内工場が竹からパルプ(紙)を作っていて、それが大きく貢献しているとのこと。竹100%のノート、竹10%の県の封筒を頂いた。紙の表面は手触り感もよく、紙と変わらない印象を受けた。今後は、鹿児島ブランドあるいは竹ブランドとして認知が広まることが必要だ。問題は既存の紙製品の2割増しの価格。竹をチップにする刃物にかかる費用と竹の輸送費が課題だ。地域活性、竹の資源化に果敢に挑む中越パルプ工業の取り組みは侍魂を感じる。ぜひ、インタビューや訪問をして今後コンタクトをとろう。
県としての取り組みで印象的だったのは「竹材資源活用モデル林の設置」だ。今年(平成22年度)から補助金をつけて、竹材目的として竹林を整備する事業をスタートさせている。竹の子整備林ではなく竹材整備林というところがユニークで面白いと思った。現在、中越パルプは5年を経過した竹の子生産林から伐採した竹を6円~7.5円/Kgの価格で引き取っているが、これより十分に低い価格で取引されるようであれば、放置竹林の解決にむけて魅力的だと思う。私たちBamboo Samuraiも竹製品の知名度向上の観点から貢献していきたい。その他、竹の子生産者養成のための座学、竹の子生産林のオーナー制度の仲介を県は実施している。

竹の子は種類(孟宗竹、大名竹、布袋竹、緑竹)をかえて、一年中食べることができるそうだ。今まで、竹の子は春先に味噌汁の中に入ってたり、鰹節をまぶして食べたりとその季節が旬でそれ以外は食べることができないという感覚だったので聞いてびっくり。鹿児島の早堀り筍(10月~3月、地中にあるものを掘る)、いちど食べてみたい。




P.S.県庁で阿久根市長とすれ違った。 Takashi 2010/8/25@フェリー船内

8/23 孟宗竹、ここに有り! ~日の丸竹工(有)~


8/23 8:30~10:30@鹿児島県日置「日の丸竹工(有)にて
面会:箕輪和憲社長、箕輪英徳常務取締役


「おいしい!」
「やわらかい!」
社長の奥さんから頂戴した水を味わうようにごくりとのんだ。ペットボトルで頂いたのだが、これは普通のペットボトルとは違う。中に孟宗竹の竹炭が漬けてある。「竹の吸収したミネラルが溶け出して山の水と同じようなもの」と社長は仰った。なるほど。味音痴の俺の舌なので、あてにはならぬ。それに、早朝から急な坂を2度も越えてきたあとなのでどんな水でもおいしく感じたのかもしれない。
しかし、その時俺は確かにまろやかなやわらかい感じを受けた。「多孔質の竹は150種類のミネラルを吸収するんや」公長斎小菅の社長の言葉を思い出しながら、竹が地中の栄養を勢いよく吸い取る姿をいつしか想像していた。

日の丸竹工は皇太子が植樹祭の折に使った竹の柄の鋸の生産者だ。その取り組みは多岐にわたっている。そのすべてが孟宗竹を使用している。竹の鋸は集成材とよばれる技術で作られているが、それと同じ技術を使った竹のバットづくり。うてばキンキンカリカリと鈴のような高くて綺麗な音を響かせる竹炭。カリウムを抽出して血糖値をさげる飲料水とするための漬けものみたいな竹炭。集成材として寒暖によらず精度を保つ高性能な三角スケールとなる孟宗竹の皮(すげぇ!)


質の良い竹から悪い竹まで、孟宗竹の肉の部分から果ては皮まで竹の使えるところ全て使っている。東洋竹工の大塚社長の言葉が思い返された。「工芸品からチップまで竹の適材適所の利用方法を考えていかんといかん」物腰柔らかく優しいお兄さんのような箕輪専務はこう言った「放置竹林の竹は竹炭やパルプの原料になります。6円/Kg・・・」

ぴんときた。
放置竹林を考え竹事業を構想するには、ひとつの製品ではうまくいかない。
放置竹林にこだわっているから竹自転車ビジネスを構築するのが難しくなる。
地域性の高い竹、ブランド竹、伝統工芸としての竹、竹炭、チップ、飼料、人のサプリメント、パルプ、バイオエタノールとして放置竹林の解決になる竹。竹の名刺、剣道の竹刀、弓道の竹弓、茶道の竹、おいしくやわらかい山の水のような竹炭を漬けた水。
「竹自転車でこれらを全部ネットワークのようにつないでやろう!」「竹自転車は乗り物!移動できるやん!つなぐんや!」「竹製品は高いので高い価格で取引していたら、利益率は高いかもしれぬがお客は限られるし量がでない」「製品としてではなく、サービスで売ればいいんや。京都でレンタル竹自転車のビジネスをして、竹芸店、竹炭工房、茶道体験、弓道体験、竹パルプのお店なんかを
色々と竹自転車で廻ってもらって、その休憩には竹炭を漬けた水をいっぱい飲んでもろうて、昼ご飯にはおいしい長岡京や鹿児島の筍ご飯を食べてもらおうやないか!」

尺八には京都の竹でないといけないという。竹自転車の心棒にもふさわしい竹が必ずあるに違いない。見つけたるで!時間はめっちゃかかるかもしれんがいつか自分の手で作ったる!
「この記事いいから読みなさい」と8/23の南日本新聞の切り抜きと竹炭あられと立派な竹炭を社長より頂いた。箕輪社長からの一生忘れられないありがたい心づくし。「今日は奇しくも俺の誕生日。俺のビジネスの発想記念日になるかもね」日の丸竹工の創業は、戦争で一家の主を失った婦人のために現地の資源「孟宗竹」を使って彼女達に何か仕事を与えられないかいうことから始まり、竹で下駄を作って売ったそうだ。心がすっとしてとてもいい気持ちになった。後ろ髪を引かれつつ帰路、伊集院の山深い道を竹自転車にまたがり下りながら通る風が心地よい。「竹炭あられも竹炭うどんもネットワークやな」。ぽつりと呟いた。鹿児島の日差しは今日も肌にまとわりつき肌の上を滑るように暑い。



日の丸竹工(有)  http://www.nangin.co.jp/nnbcm/520/hino.html


写真1枚目:日の丸竹工本社正面
写真2枚目:皇太子の使用した竹の柄の鋸のレプリカ
写真3枚目:竹のバット生産過程
写真4枚目:竹の皮


Takashi 2010/8/25@フェリー船内

August 24, 2010

8/23 鹿児島の温かさ


「生まれ故郷鹿児島」
鰹節がうまい、きびなごを酢味噌でつけてぱくり。豚味噌の握り飯なんぞ、最高だ。
にがうりはもうよか。黒豚のしゃぶしゃぶ?ぜいたくじゃっど!


桜島は活動している、火山灰が車や家の壁や路面につく、めちゃ大変だ。廃棄物の種類に「灰」とあるからすごい。埋立地にもっていくそうだ。灰の利活用先が見つかればいい。灰の飛ぶ方向、地域を示す天気予報まである。昔の鹿児島の殿様、島津さんのお住まい「仙巌園」から桜島は目の前で絶景だ。昔の殿様は桜島をどんな思いで見ていたのか。とにかく桜島は鹿児島の人の暮らしになっているように感じる。
鹿児島の人は温かい。道を聞くと、めちゃ丁寧に教えてくれる。言葉のイントネーションがなんとなく可愛い。小さな子供がしゃべるとなにか懐かしい感じがしてとても可愛らしい。竹自転車の話をすると「ほんとねぇ」「偉かねぇ」「言葉がなかよぉ」「いい経験になるねぇ」「気をつけてねぇ」「あんひと、竹自転車じゃっちよぉ」「写真いっぱいとってねぇ」


鹿児島ではたくさんの方に優しい声をかけていただき、道に迷うこともなかった。元気もでた。人に話すことはこのように温かく素敵で元気を貰えるのだと感じた。鹿児島のおばさんが今日の昼飯にと、にぎってくれたかつおぶしが醤油とまじりあいながら、かめばかむほどいい味を出してくる。かめばかむほど伝わるのは鰹節だけではない。目の前の桜島の良さかもしれない。また、鹿児島の人の温かさかもしれない。そして、この照りつける日光の暖かさも。あぁ、名残りおしい。  



写真1枚目:せごどんの墓(西郷さん、鹿児島弁)

写真2枚目:天文館(鹿児島市の中心街)
写真3枚目:仙巌園から見た桜島
写真4枚目:鹿児島名物「白くま」     Takashi  2010/8/25@志布志港フェリー待合場

8/24、鹿児島県、志布志港からの通信

8/23,8/24 の投稿が遅れています、すいません。


現在、鹿児島県志布志港です。明日午前7:00乗船のフェリーを待っています。フェリーの中、通信状況が確保でき、また電源がとれれば更新していきます。たくさん書くことがあります。元気にしています。竹自転車も無事です。昨日は佐多岬に到着しましたが通信状況が佐多岬では確保できませんでした。では、更新を楽しみにしていてください!
Takashi 2010/8/24@志布志

August 21, 2010

8/21 Bamboo Fishが3匹になりました

8/21 晴れ@鹿児島市


Bamboo Fish が2匹増えました!これでBamboo Fishが3匹になりました!ブログ右側の「BAMBOO FISH」。池の中には全部で10匹の鯉がいますが、今、3匹の緑色の鯉(Bamboo Fish)が元気に泳いでいます。Bamboo Fishは竹自転車が走る距離に応じて増えていきます。日本とアメリカを合わせて7,000kmを竹自転車が走りますが、竹自転車が、1,000km、2,000km、2,500km、3,000km、3,500km、4,000km、5,000km、6,000km、6,500kmのそれぞれの通過点を通過した時点でBamboo Fishは1匹ずつ増えていきます。これからもどんどん、竹製品の魅力をPRしていきます!Bamboo Fishが増えることは、PRの大きさ(竹製品、竹自転車)を暗喩しています。そして、Bamboo Fishに餌をあげてください。池の中でクリックすると餌をあげることができます。餌はみなさまからの応援の声を暗喩しています。  Takashi 2010/8/21@鹿児島市 

8/21 MBC(南日本放送)のラジオ番組に生出演しました

8/21 晴れ@鹿児島市内


MBC(南日本放送)のラジオ番組、「うねうねWeekend」に生出演しました。竹自転車、放置竹林の良いPRになればいいと思います。お相手をしてくださったのはMBCの「スマイリー園田」さん。めっちゃ明るくて面白くて頭の回転の早い人でした。放送最初にいきなり、竹自転車に乗ってくださって、登場シーン!そして、いろいろとお話をしました。自転車がとても大好きな方らしく、僕の竹自転車のビジネスがうまくいけば、ぜひ、連絡をくださいと言ってくださり、とても嬉しかったです。ありがとうございます!スマイリー園田さん!きっとまたお会いしましょう!





写真1枚目はスマイリー園田さんと記念写真です、2枚目は桜島をバックに竹自転車、3枚目は竹公園で記念写真です。

竹公園は南州墓地の一角にあり、孟宗竹を琉球より始めて日本に持ち込んだ島津吉貴公の記念碑と鹿児島県内に自生する14種類の竹が植えられています。孟宗竹とにらめっこしながら、孟宗竹の説明文を書き写し、日本のため、竹のために、なんとかしてやろうと思いを馳せました。

Takashi 2010/8/21@鹿児島市内

August 20, 2010

8/20 桜島が見える2! ~映像~

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8/20 夕刻 錦江湾沿いの道を鹿児島市内にむけて走ります。桜島が遠くに霞んで見えます。足もそろそろ疲れてきましたが、今夜は親戚のおじさん、おばさんに会えるのが楽しみで、気分が高揚しています。竹自転車も問題なく軽快に走ります。 Takashi 2010/8/21@鹿児島市

8/20竹自転車、鹿児島錦江湾を臨む

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8/20 夕刻 竹自転車は宮崎県都城より10号を通って、ついに錦江湾にでました。美しい夕暮れの光を照り返す錦江湾の波間がとても美しく、また遠くには微かに櫻島が見えました。 Takashi 2010/8/21@鹿児島市

8/20 桜島が見える!  ~鹿児島到着~



8/20  雨のち晴れ@宮崎市~鹿児島市

「桜島が見えた!」
海に浮かぶそのでかさ、雄大さ。感動です。竹自転車、頑張りました!走行距離2,000km、到達日数19日、訪問企業、団体11。長岡京市長、多くの社長さん、そして、たくさんの方々とこの企画と通して出会うことができました。竹についてずっと考えることもできました。東京から鹿児島までの遠さを思いながら、達成感となんか短かったような長かったような不思議な感覚を感じています。

鹿児島は僕の生まれ故郷です。親戚もたくさんいるので、21,22日はゆっくりと過ごしたいと思います。ひさびさのフルーツ、手作り料理、ひさびさのふかふかの布団!わ~い、わ~い!

竹自転車旅行は残すところ、あと少し。残り予定している訪問は「日の丸竹工(有)」と「鹿児島県庁」のふたつです。明日、もし時間があれば「みやんじょ竹林村」を訪問できればとも思っています。そして、23日には本州最南端、佐田岬に向かいます。25日に鹿児島県志布志港を発ち、26日午前に東京有明湾に到着します。今日は西郷さんのお墓に今から報告にいってきます。

写真1枚目、桜島です。雲に頭が隠れていたのが残念です。2枚目は鹿児島県の標識、3枚目はA-Zというスーパー、めちゃでかい、博物館みたいになんでもあります。4枚目、鹿児島の放置竹林の様子です。鹿児島はほんと竹が多いです。  Takashi 2010/8/20@鹿児島市内

August 19, 2010

8/20 鹿児島へむけて出発します

8/20 晴れ @宮崎市


おはようございます。いよいよ、鹿児島にむけて走ります。昨夜は宮崎にいる弟夫婦の家にお邪魔し、心身ともに最高にゆったりできました。

いよいよ日本ツアーも終盤、鹿児島です。僕の考えていること、考えなければいけないこともまとまりつつあります。


  • 1. 放置竹林の問題とはどんな問題か?誰にとって問題で、社会にとってどの程度のインパクトがあるのか?解決しないといけない問題なのだろうか?
  • 2. 企業の社長や自治体、そして出会う人々へのインタビューやプレゼンテーションを通して、「竹の魅力」を自分の言葉で語れるようになったか?
  • 3. 竹ビジネスのあり方とは?課題は整理できただろうか?走りながら自分が考えてきたビジネスプランはそれらの課題を解決できるだろうか?収益性や事業の魅力は投資家を惹きつけるくらい魅力的だろうか?持続性はあるだろうか?

8/2に東京を出て、ここまできたことを考えると、嬉しさも達成感も少しづつ沸いてきます。しかし、この企画の目的は走ることではなく、「ビジネスを考える」、ということ。京都嵯峨野の竹林の道を走った時に感じた涼やかな気持ちで、頭の中を綺麗にリラックスさせ、残りの道中、自分の頭の中の考えを整理して、形にしていこう。   Takashi 2010/8/20@宮崎